塩塚高原の野焼き

毎年4月の第1週の土曜日の午後6時から実施される
徳島県三好町(旧山城町)側の塩塚高原「野焼き」
を写して来ました。

参考HP
徳島県三好市役所
塩塚高原キャンプ場

16:40
高速「新宮IC」から塩塚峰頂上付近にある塩塚高原キャンプ場に到着
ここで野焼きの一般公募により集まった火消し隊の方々が講習を受けていました。

ここのキャンプ場からも見ることが出来るそうですが、頂上の展望台まで行きます。

火消し隊が背負う水タンクです。

中央が塩塚峰の頂上(1043m)です。
峰の向こう側が愛媛県になります。

17:07
火消し隊の方々が頂上を目指して準備に入ります。

カメラマンも場所を陣取り準備に入っています。

17:50
予定より少し早く頂上から着火

みるみる火は広がってきます。
燃えているのは秋に高原一杯に咲いていたススキです。

しばらくコメントを入れません。画像だけで迫力を感じてください。

この後、私の足下まで火が回ってきました。
この日は風が強く、私はぎりぎりまで撮影し、一気に逃げようと思っていたところ
足下にカメラバックがひっくり返り、レンズやカメラが地べたに散乱
火は直前3メートル辺りまで迫っている。
必死で機材をかき集め前を見ると、既に足下まで火が回ってきていた。
もうだめだ・・・・キタイルカ焼死・・・?
三脚、カメラ、バック等々鷲掴みにし、とにかく逃げる。火も追いかけてくる。
どうにか展望台まで逃げ切る。
ホッと一息。
この時周りの見物客は「車が燃えたらいかん。はよう帰ろう」とパニック
人生、久しぶりに興奮しました。
帰って機材を確認したところ、レンズキャップが2個ばかり行方不明になっていました。
命より安い物です。

火付けをしている人です。

この人は火消し隊の人

ホースの先から「チョロチョロ」と水が出ていました。

杉の枝で火の粉を払っています。

19:00過ぎ
クライマックスも過ぎ、見物客は減っていきます。
20:00ごろ私も山を下りましたが、まだ高原は一部燃えていました。
いろんなハプニングもあり久しぶりに興奮し撮影しました。